作物別使用方法

花き

トルコギキョウ、ユリ、花菖蒲、アルストロメリア、キク、ストック、スイートピーなど

トルコギキョウ、ユリ、花菖蒲、アルストロメリア、キク、ストック、スイートピーなど トルコギキョウ、ユリ、花菖蒲、アルストロメリア、キク、ストック、スイートピーなど
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コフナを使用した際の観察ポイント

苗の場合

 病気が少なく、根張り・節間の具合が良くなります。徒長せず、しっかりした苗になります。根張りが先行する分、葉色が若干薄く感じることがございます。

本圃の場合

 初期生育が良好、軸の太さ、葉ぞろい(上から下までの葉のそろい)、背丈の伸び、花芽のつき、病気(さび等)の多少、葉色が若干薄いが葉肉は厚い、切花の日持ち、花の色具合。

※残肥の状態により、葉色が逆に濃く出る場合あり。花芽のつきは良いが開花が若干(5~7日ほど)遅くなる場合あり。

使用目的

 多くの品目がある花きは栽培方法・管理が多岐にわたります。品質は花の大きさや花色の鮮やかさ・切り花の長さや太さなどの外的品質のほか、日持ち・鮮度などの内的品質も評価基準となります。茎葉から花までの品質を揃えてバラつきを少なくする栽培管理が求められます。
 下葉の枯れ上がりなどが無いように生育後期まで養分吸収が維持出来る土づくり、根づくりのほか土壌病害への対策も必要となります。表層より深さ30~40cmの物理性改善と保肥力を高めるために下層部へ有機物を投入し、微生物による分解・腐植化を図ります。

使用場面

夏場を中心とした土づくりの場合

使用時期:夏場を中心に地温が確保できる時期に圃場が開いている場合
使用数量:コフナ1号もしくはコフナMPSS 15~30袋/10a
使用方法:コフナ・ソーラー法(コフナを併用した太陽熱・土壌還元消毒)

緑肥等有機物のすき込み時に

排水性の向上・保肥力の向上、腐植の原料の補給に
次作まで数ヶ月程度ある場合は、緑肥を生育させることにより微生物層の改善並びに緑肥の根による深耕をこない、排水性を高めます。また最近ではセンチュウ対策になる緑肥も発売されており、それらを使用することによりセンチュウ密度を低くすることも出来ます。(栽培時期にもよりますので、詳細は種苗メーカーにお問い合わせ下さい)

使用時期:

①緑肥の播種前に
②定植までの日数を逆算して緑肥すき込み時に

使用数量:コフナ1号もしくはコフナMPSS 5袋~/10a

採花後直ちに・元肥時に(全層施用)

使用時期:定植までの2~3週間前までに。可能であれば冬場も含めて前作終了後直ちに。
使用数量:コフナ1号もしくはコフナMPSS 10~20袋/10a

使用方法:

完熟堆肥などと一緒に全層混和
※生・未熟有機物は避ける(ガス害・窒素飢餓の恐れあり)。
※農薬による土壌消毒を行う場合は充分なガス抜き後にコフナ施用。
※熱水・蒸気による土壌消毒の場合は消毒前にコフナを土壌混和。

植穴・溝施用の場合

使用時期:定植時
使用数量:フランスコフナ 軽く
使用方法:植穴また植溝に軽く散布
効  果:活着・初期生育が良い。

ポット育苗の場合

使用時期:

ポット用育苗培土に混和後、2~3週間経ったら使用する。
※床土消毒をしなくても良いが、消毒をした場合はガス抜き後に混和。

使用数量:フランスコフナ 15~20kg/㎥(培土)
使用方法:混和
そ の 他:混合後、期間をおけないという場合は混合してから出来るだけ日をおくようにする。

畑にサシ芽または育苗する場合

使用時期:通年
使用数量:フランスコフナ 15~20kg/1a
使用方法:表土に撒き、軽く土と混合させてから植えるとよい

仮植の場合

上記と同じ処理をする。