今季のイチゴ栽培状況と茨城県筑西市【鷺谷一雄様】圃場

【イチゴ最悪の今季】

昨年秋のイチゴ出荷時期開始から年末、そして2025年の年明け。

イチゴは苗の高温障害の影響で、1番果(頂果房)の後も出荷状況が非常に悪く、3番果(第二次腋果房)の出蕾と開花も大幅に遅れ、やっと成ったイチゴの果実自体も小さかったりで、「最悪だ」と言う声が全国的に起こっています。

 

【茨城県いちご若手生産者さん講習会】

その様な本来非常に厳しい状況のなか、茨城県いちご経営研究会会長、筑西市の鷺谷一雄様の、とちおとめ・いばらキッスの圃場で、2月10日に茨城県の若手生産者さんの講習会が開催されました。

茨城県筑西市いちご生産者若手研修会

【鷺谷一雄様イチゴ圃場状況】

この厳しい状況にも関わらず、下記の写真でも分かる様に、とても順調な鷺谷様圃場と出荷状況。

講習会では、若手生産者さんから「どうすればこんな苗に仕上がるのですか?」って質問があったそうです。

茨城県いちご経営研究会会長筑西市鷺谷一雄様圃場10a分イチゴ出荷状況

※次々とイチゴが展開する鷺谷様圃場と10a分出荷状況

【鷺谷一雄様の答え】

『コフナソーラー法』のおかげって答えました、土作りが基本ですよって。

 

「コフナを始めてから毎年成績が上がっています。今シーズンは昨年以上になると思います。コフナって上手く使うととても良い資材だと痛感しました。」

「コフナ」マイナビ農業掲載時の鷺谷様

※マイナビ農業掲載時写真

「やはり土作りがネックです。」とも同時におっしゃる鷺谷様。

【当店の感想】

土作りがネックにならない様に、太陽熱還元消毒(コフナソーラー法)で、コフナを毎年使い続けていただいている事も、土づくりの重要な一部と言うと僭越でしょうか。

 

鷺谷様の圃場は、いちご終了後、太陽熱還元消毒(コフナソーラー法)を開始すると同時に、温度上昇が著しく(過去の鷺谷様関連の投稿に詳細を載せてありますのでご覧ください)、新たなコフナ投入もあり、長年のコフナご使用で、土壌の状態が非常に良い事が推測されます。

太陽熱還元消毒コフナソーラー法コフナ散布コフナMPssw

※コフナMPss散布作業

【多忙な日々】

茨城県いちご経営研究会会長筑西市鷺谷一雄様

「贅沢言うとちょっと休みたいくらいです。」そうおっしゃる鷺谷様。

2025.2.15付け茨城新聞では、いちご経営研究会会長として茨城県産イチゴをPR。

2025.2.15茨城新聞

次々に展開するイチゴの収穫と同時に、県の会長職もこなし、当分休みは取れないご様子です。