生産者紹介

矢野 敏男

屋号(氏名) 矢野 敏男
栽培品目 スイカ・メロン
エリア 北海道岩内郡共和町

取材記事や農業技術体験を紹介

ここ共和町で農業を営まれている矢野敏男さんは歴代4代目となる生産者です。先代までは米、ビート、馬鈴薯、菜種、菊、ラベンダー、アスパラなどを栽培されておりましたが、25年前に矢野さんが営農を引き継がれてからは、減反政策の影響もあり米を大豆・小麦に転作し、メロン・スイカの栽培を始められました。現在は、ご本人と奥さん、パート4名の計6人の管理にて18棟のハウスと露地マルチ( 約3.3反 )のメロン・スイカを栽培されております。

矢野さんのコフナ導入の動機は、コフナWebサイトでの「コフナ・ソーラー法モニタリング募集」への応募です。

矢野さんは長年におけるハウス栽培の連作障害の対策として、18棟あるハウスの内10棟に促成スイカ(3月20日定植~6月20日収穫)と抑制メロン(7月20日定植~10月20日収穫)の2作を栽培する作型を取り入れ、残り8棟についてはスイカだけを栽培し収穫を終えた後に緑肥を播き、翌春までハウスを休ませる取組を行われておりましたが、抑制メロン栽培の中でメロンの肥大不足などの問題を感じておられました。促成スイカと抑制メロンの作型に「コフナ・ソーラー法」の処理期間(6月20日~7月20日)が当てはまる点に着目し、平成19年6月20日~7月20日の間に1棟のハウスにて試験を行いました。

モニタリング試験の期間は晴天日が多く、日中最高気温30.6℃ 日中平均気温26.1度の条件となりました。処理期間中の地温を毎日3回(朝昼夕)ほど表層より15cm、30cmにてそれぞれ測定を行なったところ、表層より15cmの地温で最高 53.5℃、平均 45.3度を記録し、表層より30cmの地温で最高45.1℃、平均で35.0℃以上を記録しました。
処理後のコフナ区土壌は白い菌が繁殖しており、土壌の色も対照区と比較して黒褐色が強く見受けられました。
10月に入りJAに出荷された選果伝票よりコフナ区と対照区の収量調査を行なったところ、重量・玉数において等級と規格がそれぞれ優位性の有る結果となりました。
試験概要および結果

矢野さんはモニタリング試験の経験を経て、抑制メロンを栽培するハウスに「コフナ・ソーラー法」を導入されました。今年も6月25日頃よりスイカの収穫を終えたハウスに順次処理を行なわれており、気温が高くなった日には圃場の表層15cmの地温が70℃を記録したとの事でした。